ミヤキチの家計事情

お金に関して調べたこと行動したことを記事にします

不動産仲介業者を使わずに引っ越す(前編)

 こんにちは、ミヤキチです。

今私は引っ越しのために絶賛家探し中です。これまでに不動産仲介業者さんを3回訪問して内見をしたのですが、なかなかしっくりくる物件が見つけられていません。いつもHOMESで良い物件を見つけて、不動産仲介業者さんに連絡するのですが、不動産仲介業者さんを訪問する日にはお目当ての物件は申し込みが入っており、代わりにあまり興味のない物件を紹介されるばかり・・・しかも、もらった見積書には仲介料として家賃1ヵ月分請求されておりびっくりしました。

そこで今回の引っ越しでは仲介業者さんを通さずに引っ越し先の物件を探すことにしました。

この記事は以下の方にあてて書いています。

  • 不動産仲介業者を省いて引っ越しをする方法を知りたい人
  • 不動産仲介業者を省くことのメリット、デメリットを知りたい人
  • 気に入った物件を逃したくない人

 ※記事の内容はあくまで私個人の経験及びリサーチ結果によるものです

不動産仲介業者の役割とは

賃貸契約における不動産仲介業者の主な役割は「部屋探し・契約までのサポート」です。そして、その対価として入居者及び大家さんから仲介手数料を受け取っています。

お金の流れはこんな感じですね。

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不動産仲介業者を利用しないメリット、デメリット

メリット、デメリットは以下の通りです。

■メリット

①仲介手数料をとられない

②WEB等で見つけた興味のある物件を、より早く確保することができる

■デメリット

①仲介業者を挟まないと契約ができない物件がある

②家賃交渉を自身で行う必要がある

③自身で管理会社や大家さんと手続きを行う手間がかかる

まずはメリットについて。なんといっても重要なのが仲介手数料(一般的には家賃1ヵ月分)がかからないことです。払わないで済むなら払いたくないですよね。②の物件を早く確保することができるという点も重要だと思います。たいていの方が家を探す際に、HOMES等のWEBサイトを使って気になる物件を見つけて、物件を掲載した仲介業者に連絡していると思います。仲介業者を利用しない場合、ここで直接管理会社等に連絡をして物件を確保することになります。対して仲介業者を利用する場合、仲介業者にいったん連絡をして、仲介業者から管理会社に連絡するためワンステップ多くなります。それだけなら良いのですが、多くの場合、仲介業者は連絡時点では物件を確保せず、客へ店舗に来るように促します。人気の物件であれば、来店時には申し込みが入ってしまっており、別の物件を紹介されることになるでしょう。

次にデメリットについて。大家さんが管理会社を利用していない場合に直接の契約を断られることがあるそうです。ちなみに私は3つの物件を申し込む際に仲介業者を利用しませんでしたが、断られることはありませんでした。また、大家さん・管理会社との家賃交渉を直接行う必要があります。ただ、すぐに申し込みが入ってしまうような人気物件は仲介業者を挟んでも家賃交渉は難しいでしょう。確実に発生するデメリットは、管理会社・大家さんとの直接契約手続き等を行う必要があることです。手続きは不動産仲介業者を利用した場合とあまり変わらず書類を記載するだけですが、自分で書類の印刷をすることになるかもしれません。大家さん・管理会社が土日休みの場合は平日の連絡や内見になる可能性が高いため、どうしても平日に時間を作れない方にとっては厳しいと思います。

メリット、デメリットに対する私の考え

私にとっては仲介業者を利用しないメリットが大きかったので、利用するという選択肢はありませんでした。デメリットである管理会社・大家さんとの手続きを行う手間がかかる点については、私の場合は拍子抜けするほど簡単で管理会社が送ってきた書類に必要事項を記入して送り返すだけでした。そのため、なんで賃貸契約で不動産仲介業者を利用するほうが一般的なのか本気で疑問です・・・・

不動産仲介業者を省くことで、どのような作業が発生したか(~申し込みまで)

ここからは私が実際に経験した不動産仲介業者を省いた場合の賃貸契約までの作業について紹介していきます。途中、各作業における注意点も紹介します。

①部屋探し

私はHOMES上で物件を見つけました。どの賃貸サイトを利用しても良いと思います。

②大家さん・管理会社の連絡先を探す

気に入る物件を見つけたら、その物件の大家さん・管理会社へ連絡先を手に入れましょう。賃貸サイト上に管理会社が掲載されていることもありますが、もし掲載されていなければ、物件名(〇〇アパート等)をWEB検索し物件の大家さん・管理会社が運営している物件紹介サイトを探しましょう。サイトのどこかに連絡先が記載されていると思います。物件名を検索しても見つからない場合や物件名がわからない場合は、物件の住所で検索すると見つかることがあります。なお、管理会社が入っている場合は物件紹介サイトがあることが多いのですが、管理会社が入っておらず大家さんが直接管理している場合はWEB上に情報が公開されていないことも多いです。

③大家さん・管理会社へ連絡

大家さん・管理会社へ連絡し、物件に興味があり申し込みを行いたいと伝えましょう。

④申し込み

申し込み及び審査のために書類を記入します。不動産仲介業者で行う書類記入と同じですね。この時、火災保険の申込書も渡されるかもしれませんが、その火災保険に加入する必要はありません。たいていの場合ちょっとお高めの火災保険を提示されます。大家さん・管理会社は火災保険を指定することはできないので自分でリーズナブルな火災保険を見つけましょう。私は共済の火災保険を利用しています。

⑤内見以降

後編に書きます!

おわりに

不動産仲介業者は全然自力で物件を探す気がない方は利用してもいいと思うのですが、自分で良い物件を見つけたいと思っている方にはやはりお勧めできないです。私は条件にこだわって家を探していたので不動産仲介業者を利用するとなかなか思い通りの物件に巡り合えませんでした。今回不動産仲介業者を使わずに引っ越したのですが、良いこと尽くしに思えたので記事を書きました。ぜひ皆様のお役に立てたらと思います。